月曜担当の成田です。

今年の夏の成田家は昆虫採集一色でした。他のことも多少はしましたが、基本は昆虫採集です。採集のためにホームセンターに行って、新しい懐中電灯を買ったり、成田は採集用の長袖のシャツまで買いました。蚊に刺されたり、藪で怪我をしたりしてしまうので、長袖が必須なのですが、薄手の長袖をもっていなかったので、8月に入ってからバーデンで購入しました。他にも、昆虫採集用の虫かご、取った虫にあげるためのゼリー、産卵用の木、などなど、本当にいろんなものを購入しました。

その中で、一つだけ幼虫を買いました。本当は菌糸ビン(成虫を大きくするためには幼虫のときの大きくする必要があって、それを可能にするのが菌糸ビンです。)を買いたかったんですが、たまたま行った、ホームセンターには菌糸ビンだけというのは置いていなくて、オオクワガタの幼虫の入った菌糸ビンが置いてありました。

きっと、こんなところで買っても、成虫にはならないんだろうなあ。と思いながらも、もしかすると、孵るかもしれないし、こっそり買ってみよう。たしか1300円くらいだったんですけど、買った瞬間とても嬉しくて、でもなんとなく、しばらく、奥さんには秘密にしておきました。

しばらくして、存在を発見されてしまったので、白状しました。オオクワの幼虫です。「そうなんだ、孵るといいね。」あまり関心がないようでした。

菌糸ビンの中で何が起こっているのかはまったくわかりません。ネットで調べてみるとどうも、死んでいるような雰囲気です。次男は成田以上に虫好きです。毎朝、カブトムシチェックをしないと保育園にも行きません。ここ数日、「オオクワチェックしようと」とうるさくいうので、昨日、ふたを開けてみました。

菌糸ビンの中から少しずつ、土を出して行きます。そうすると、中に洞が空いているのがわかりました。もう少し掘り進めると、黒い背中が見えました。しかも動いています。傷つけないように、掘り進めると、オオクワの♀でした。成田はどうしていいかわからず、近くにあった携帯でヤマトさんに連絡し、今後の処置の指示を仰ぎました。次男は手に乗せて、「ママー、オオクワだよー」とキッチンまで見せに行っていました。

オオクワ



小さなことかもしれませんが、なんだか昨日から気持ちは絶好調です。これもきっとオオクワのおかげです。来年は、オオクワ採集を目標にしようかなあ、なんて欲張りなことを考えています。

何かを育てるのって、ワクワクドキドキする感じですね。来年のカブトムシパーティー用の卵も沢山生まれ、幼虫もすくすく育っています。カブトムシパーティー2007は来年の春休みに行う予定です。楽しみにしていてください。

卵