AcceleDentを使用した通常矯正治療の動きが遅いと
言われる成人男性の治療例、まずは下顎での
10か月の変化をご覧いただきました!
以前ご紹介した記事はこちら♪
同じ患者さんの下顎の紹介記事はこちら♪

今日は、上顎の変化をご紹介いたします♪

JETsystemで重要なポイントとなるのが、抜歯をした直後に
矯正治療を開始することです!
抜歯した部位の骨代謝が活発な時期に歯を動かすというのが狙いです☆

初診時 上顎
口元を現状より下げたいという患者さんでしたので
歯の大きさ等のバランスをみて
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抜歯をして治療を開始しました。
この抜歯したスペースが如何に短期間で閉じるかが
全体の治療期間に大きく関係します。
中学生の患者さんはスペースクローズが本っっっ当〜に早いです!
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半年後
全てスペースが閉じきってはいませんが、
犬歯が順調に後方へ移動しています。
成人の場合、犬歯は50g、前歯4本は100gで
歯をバネを使用して移動させています。
中高生くらいまでは各々成人の半分の力での歯牙移動を行います。
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従来の矯正治療だと、200gやそれ以上の力をかけて移動するので
痛みや骨吸収が生じます。

そして10か月後!
犬歯はもう後ろの歯とくっついたので、コイルは引っ張っていません。
順調にスペースクローズが進み、後はばらついた隙間を閉じます。
そのために、全体的に透明のゴムをかけているのと、
前歯4本は継続して100gの力で移動させています。
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この写真撮影の時に、患者さんは
「もっと力かけてがんがんひっぱっていいっすよ〜!」
とおっしゃっていました(・∀・)つ笑

JETsystemで治療すると、治療開始から1か月くらいをのぞき
ほぼ歯を移動させる力を感じないので、
治療最後の方に、早く装置を外したい患者さんから
よくそういう声を聞きます♪

「強く引っ張ると先生に叱られるのでだめっっす!」と
お応えします〜♪笑

次ご紹介するときは、、、
患者さんの装置はもう外れているかも!?しれません!

・゜゚・矯正歯科で働く歯科衛生士 小倉真衣*:.。..。.:*・゜