自由が丘のLOHASな矯正歯科

【JETsystem】短期間で痛みが少ない、楽しい矯正治療。 東京、自由が丘駅から徒歩2分

パッシブセルフライゲーション

矯正治療で使用するブラケットについてvol.2

結紮をする構造の装置と
結紮をしない構造のパッシブセルフライゲーションブラケットの装置

大きな違いは矯正治療をする時に皆さんが躊躇されることが多い
1,痛み
2,治療期間
に影響します。

まず1の痛みについてですが、この痛みは
歯を動かす際、1本1本の歯にどのくらいの力=負荷が
かかるかによって変わります。

この負荷は少なければ少ない程、歯や歯の周りの組織に
負担をかけない治療方法となります。
つまり、痛ければ痛い程、負担の大きな治療方法となるのです。

例えば頭が痛かったり、お腹が痛い時に、
今日は気分が良い!最高〜!と思う方は少ないと思います。
病院を受診したり、投薬する方がほとんどだと思います。

しかし矯正治療だけは、約40年程前の方法のまま、
痛いのは当たり前です!我慢して綺麗になりましょう!
という原則に反した事が許されている医療なのです。

下の写真は、結紮するタイプの装置のワイヤーを引っ張っています。
01_L047

大体1本の歯に対して、200g以上の負担がかかっています。
歯の本数が多くなるほど負担がかかるのでワイヤーはほぼ動きません。

次の写真はJETsystemで使用している結紮しないタイプ、
クリアティーSLのワイヤーを引っ張っています。
01_L046

写真だと伝わりにくいのですが、1本の歯に対してかかる負担は
でこぼこの大きさなどによっても変わりますが、25gや50gという
微弱な力ですのでワイヤーが驚くほどするっと抜けていきます。

装置の構造だけで、矯正治療の痛みは変わるのです!!

なので、痛みに弱い方は、使用している装置がパッシブセルフライゲーション
がお勧めです^^

*・゜゚・歯科衛生士 小倉真衣*:.。..。.:*・゜

矯正治療で使用するブラケットについてvol.1

週に3回、矯正治療に関する記事を投稿しはじめています。

皆様に少しでも矯正治療を身近に感じて頂けましたら幸いです。

さて、矯正をする時に歯に装着する装置=ブラケット
ですが、実はクリニックによって、同じクリニックでも
患者さんによって装置が違う事があります。

矯正歯科で働く歯科衛生士なので、外出先でもつい
装置を付けている店員さんなどには声をかけてしまいます。

クリアティーSLを付けてる!と思ったら、クリニックの患者さんだった
なんて事もあります。

さて、下の写真の装置ですが、JETsystemを行う患者さんには
装着しません。
色が白くて綺麗だけどなぜ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
03_A005

よ〜くご覧頂くと、装置1つ1つが細いワイヤーで縛られているのが
お分かりになりますか?これは結紮線というもので、
装置の構造上、ワイヤーを装置自身で保持することが出来ないため
結紮線で歯を並べるワイヤーを固定する必要があるのです。

結紮線を使用せず、カラフルなゴムで1つ1つ留めるクリニックもあります。

次に下の写真の装置は、クリアティーSLと同じくパッシブセルフライゲーション
という種類に分類される装置です。
上の装置と大きく異なる点は、色、、、もそうですが構造が全く違うのです。
よ〜くご覧頂いても、上の装置の様な結紮線は見えないと思います。
31_A005

パッシブセルフライゲーションブラケットは、
装置自体でワイヤーを保持する事が可能なのです。

この違いが、実は装置を付けたときの痛みや動きに影響します。

*・゜゚・歯科衛生士 小倉真衣*:.。..。.:*・゜
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